ホテルのベニュー活用〜大人の遊び場としての可能性
今から20年前のことだ。NYの60トンプソンというホテルに泊まった際、バーで友人がDJをしていた。偶然の再会に驚いたが、何よりもその混雑と音量は衝撃的だった。音が大きかったのではない。決して爆音ではないのに、ノレる音量。しかも集まった人が着飾り、とても楽しそうだった。折しも、デザイン・ホテルのブームが到来し、"ラウンジ"という音楽ジャンル(ボサ・ノバからサントラ、モンド・ミュージックを含む60年代風...
View ArticleNomco Curry Map #26 恵比寿 Good Luck Curry|大阪スパイスカリーに負けないぞ!
恵比寿がカリー不毛地帯と呼ばれていたのはいつのことだったか、というくらいにこのところ恵比寿にはカリーの良店ができている。今年オープンのニュースといえば、グッドラック・カリー。夜はグッドラックカリーあらためグッドナイトカリーになります。代官山にあるビストロataがやっているカリー屋さんです。ビストロカリーだからフレンチカリーなの?とおもう方も多いかもしれない。けど、ここはフレンチカリーではない。もちろ...
View Article京都発のストリート・アート
11月1日、京都祇園にオープンし、様々な企画で快進撃を続ける新時代の雑居ビル、y gion。パリ在住のアート・ユニットNonotakのトーク&パフォーマンス、四季の表現者、綛谷武史の展覧会"枝と技"では、料理研究家の船越雅代がフードを提供し、クリエイティヴ集団JAZZY...
View ArticleNomco Curry Map #28 ジャパニーズカリーアワード審査会が行われました
あっという間に年末なもので、ジャパニーズカリーアワードの時期がやって参りました。ジャパニーズカリーアワードとは、カリーを愛してやまないカリーの食べ歩きに情熱を注ぎ続けている偏愛家たちが選ぶ、Curry of the Yearです。名だたるカリーブロガーの方々がそろうなか、カリー好きがつい見落としがちなフツーのレストランのカリーをプッシュするポジションとして?...
View ArticleNomco Curry Map #29 Japanese Curry Award 2017
ジャパニーズカレーアワード 2017が決定したよ!ジャパニーズカリーアワードとは、カリーを愛してやまないカリーの食べ歩きに情熱を注ぎ続けている偏愛家たちが選ぶ、Curry of the Yearです。メインアワードの10店舗はコチラ Aarti (秋葉原) Curry 草枕 (新宿三丁目) カレーのチャンピオン (石川 野々市ほか) 佐藤養助 (秋田・湯沢、銀座ほか) 旧ヤム邸 (大阪・谷六)...
View ArticleVOGUEとシャンパーニュとデザイナーの関係
2017年2月22日、一つのファックスが私のオフィスに届いた。" VOGUE JAPAN "からの取材文であった。" Veuve Clicquot "の " Clicpuot Crew / クリコクリュー "のメンバーであった私は、" Veuve Clicquot "の推薦を得て " VOGUE JAPAN "のインタビューを受けた。世界のデザイナー達にとって " VOGUE...
View ArticleNomco Curry Map #30 恵比寿 SPICE125|美容と健康にラムカリー!
ランチを求めて恵比寿を散歩していたら、「ラムステーキカリー」の文字を発見。ステーキカリーというネーミングがなんだかB級グルメ感(しかもボリュームがウリであんまり美味しくないやつ)を連想させたので通過。したんだけど、以前にムール貝をよく食べに行ってたニュージーランドレストランの跡地だなぁと気になって踵を返し、入ってみることにしました。入ってみると以前のニュージーレストランとほぼ同じ。居抜きで入ったのか...
View Article和モノ・ブーム?それとも90代リバイバル?
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。2018年最初の記事の更新です。今年も宜しくお願いします。このブログ、映画や書籍、アートの展覧会、更には自分のイベントの告知に絡めて新しい文化の動向なんかを徒然なるままに綴っている訳ですが、よく考てみたら僕の好きな車の記事が全くない!いや、GQの編集長は車にお詳しい鈴木さんなので僕の潜在意識が自ずと回避していたのかもしれません(苦笑)。そんな僕が...
View Article「スイスではない」という矜持
スイスは新年早々から「時計祭」のシーズンに突入しました!そう、GQ読者にはすでにお馴染みですが、1月はジュネーブで開催されるSIHH(Salon International Haute Horlogerie=国際高級時計サロン)から、スイスでは新作の御披露目が次々とされます。Home - SIHHSIHH is the year’s first gathering of professionals...
View ArticleVORはおもしろいゾ
1月27日(土曜)と28日の週末は香港で。世界でもっとも苛酷なヨットレースといわれるボルボオーシャンレース(VORと略される)の第4レグが香港で開催されるのだ。ヨットレースといえばアメリカズカップが有名だけれど、こちらは一瞬のレースではない。なにしろいちど参戦したら1年のうち9カ月はレースをしているというぐらい。「アメリカズカップがF1だとしたら、VORはパリダカールラリーみたいなものですね」ぼくが...
View ArticleGINZA SIXでアートに触れる
開業1年を待たずに、今では完全に銀座のランドマークとして世界中から人々が集う通称「GSIX」ギンザ シックス=GINZA SIX かつてここは松坂屋銀座店で「世界の腕時計博」が行われ、時計マニアの年一度の聖地でした。まさかこんなに様変わりして、素晴らしい施設になるとは。そう言えば、このGQと同グループのVOGUEが、このGINZA SIXの屋上「GINZA SIX ガーデン」で「VOGUE...
View Article3つの「ロンリーガール」:さようならECD
ラッパーのECDが進行性のがんを患っていることを一昨年に公表したとき、克服できるのではないかとぼくは根拠なく思った。かつて致命的なアルコール中毒に陥りながらも見事に生還したことを、彼の著作で読んでいたからかもしれない。URL: www.youtube.com...
View Articleバケツのなかにはカギ
これ、ジャガーの新型車E-PACE(イーペイス)の試乗会のためコルシカ島にいったときのひとコマ。ぼくのことをジャガーのオフィシャルカメラマンが撮影したもの。バケツを一所懸命撮っている。なんでかというと、中にこの赤いクルマのキーが入っているのだ。アクティビティキーといってリストバンド型の完全防水の電子キーなのだ。そのデモストレーションでバケツの中からキーを取り出して、濡れたままのキーでクルマを解錠する...
View Articleイチゴとステーキのマリアージュ
ザキャピトルホテル東急「ORIGAMI(オリガミ)」の「苺とビーフのフロレンティン お菓子仕立て」なる肉料理。ストロベリーフェアの一品なのだ。イチゴとビーフステーキをミルフイユのように仕立ててある。おもしろいものを考えるなあ。これは誰かをデートに誘って相手に内緒で頼んでおくといいかもしれない。絶対に驚きかつ喜ばれるはずだ。
View ArticleNomco Curry Map #31 鎌倉 オクシモロン|あの人の妹が考案する丁寧なカリー
カリーと甘いものと雑貨。そして鎌倉っていうロケーション。なんかそれだけでふわっとした可愛らしい女の子好みなカフェカリーを想像するかもしれない。けれど、ここは第1回のジャパニーズカレーアワードでも受賞を果たしている、本格的カリーショップなのであります。小町にできた第1店舗目に続いて、御成門、二子玉川、そしてそして去年は大阪は北浜と、年1のペースでお店が増えている。この手のカリーでこの勢いで増えてるカリ...
View ArticleNomco Curry Map #32 金沢 カレーのチャンピオン|元祖金沢カレー
1961年、金沢の地に誕生した「洋食のタナカ」ーそれが今や全国に37店舗を展開し、金沢カレーの旗手とも言える「チャンピオンカレー」の始まりです。「タナカ」が「ターバン」となり、そして1996年に「カレーのチャンピオン」に。通称「チャンカレ」なのですが。ノムコは今でも「カレチャン」と言ってしまうのであります。お店の名前はカレーのチャンピオンだけど、法人名はチャンピオンカレーなんだよ。野々市にある本店以...
View Articleソウル、地上555mのホテルのベッドで落ちる
フリーランスという仕事柄、家にこもって仕事をすることが多い。3日くらいほとんど家から出ず、家で育てているアボカドに話しかけるくらいになったある日、現実逃避でザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)のサイトを見ていた。もうどこか行きたいな、近場、韓国か台湾でどんなホテルがあるのかなと。台湾はヒットしなかったものの、韓国で3軒のホテルが出てきた。そのうちの一軒、「SIGNIEL...
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