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モルディブの海で一緒に泳いだのは…カメ

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前編/モルディブの「ワン&オンリー・リーティラ」がどれだけロマンティックか訪ねてみた


モルディブでのアクティビティで最も楽しみにしていたのがシュノーケリング。珊瑚礁がよく発達している「ワン&オンリー・リーティラ」周辺では、想像以上の海の出会いがありました。まるで竜宮城のようにさまざまな魚が泳いでいたのですが、もっとも胸がときめいたのが、亀。この亀です(同行の方撮影) 

これまで大きな亀といえば、月島の「ぼんちゃん」しか見たことがありませんでした。それもだいぶ前のこと。ですから本物の立派な亀が目の前に現れて、非常に興奮しました。

そんな興奮状態でどうなったかというと… まっしぐらに追いかけていました。このとき、前方の亀まで約3m。 

 もしも海中で何か喋れていたら「亀、最高!!」と言ってましたね。それにしても海の中が明るいのでクリアに見える。

ひらひら泳ぐ亀の周りに無数の熱帯魚が舞い、神々しい。亀に気を取られていたけど珊瑚礁まで美しい。

ちなみに亀はのろまだと言われますが海中だと凄く速い。逆向きに来られたら恐ろしいだろうなというほどに速い。追いつけないまま、一緒に泳いだのは10秒ほどでした。


そうアクティブに泳ぐのもいいけど、モルディブの海を前にしたら、何もしない時間も堪能したい。

何もしない。

何もしない。

何もしない。

「誰もいない海、ふたりの愛を確かめたくって…」ってこれのことでしょうか。海と空だけという贅沢。

砂の白さにも注目。リゾートの周りを散歩すれば、はっとするような海と空がそこら中に広がっている。極上の“何もしない”が実現できるのも「ワン&オンリー・リーティラ」だからこそ。2013年にはワールドトラベルアワードの「ベスト・ビーチリゾート」に選ばれている海の美しさです。やっぱり私は1日中海にいたいですかね。ああ、いますぐ日焼けしたい。


リゾート自体が広大(東京ドーム9.4個分!!)なので、アクティビティも充実しています。

キックボクシングのエクササイズや

本格的なヨガの先生も常駐。す、すごい。

朝ヨガのなんという爽やかさ!いつも飲みすぎて朝ヨガが実現しない私も、ここではやりました。


そして「ワン&オンリー・リーティラ」には4つのレストランと3つのバー、あとプライベートダイニングもできるので食事も飽きることなし。

なかでも気になる取り組みが多かったのが、日本料理「タパサケ」。なんと刺し身は築地から仕入れています。

和牛の朴葉焼きまで!


日本酒には喜多方の銘酒、「奈良萬」を揃えます。

南国のリゾートに日本酒?と思う方もいるかもしれませんが、これが意外と進む。特に真ん中のおりがらみはほのかにバナナの風味があったりして、海を眺めながらホロ酔いになるにはもってこい。

「ワン&オンリー・リーティラ」では奈良萬をつくる夢心酒造と数々のコラボを実施しており、私が行った日には夕暮れのアペに奈良萬を飲むというパーティーが行われていました。ドレスアップした海外からのゲストたちが、日本酒を飲んでゲスト同士で友達になっていたり、SAKE人気も体感。


福島・喜多方のお酒が遥か遠くの南国リゾートで楽しまれているって凄いことですよね。

この地のお酒が…

ここで!


他では中東料理の「FANDITHA」もステキでした。ビーチ側には大きなデイベッドがあって、絶好のサンセットポイント。

料理はフムスなどの中東らしい前菜やBBQ。


そうこうしているうちにあっという間に帰国。色んな光景は、うっすら目に焼き付けることはできるんですが、その瞬間の気持ちよさは幻のようです。

それにしても、この夜に光るプールってやつは…

プールの中にベッドまであったり、目の前は一面海で、けしからんほどにロマンチック!つき合いたてのカップルで来たりなんかしたら、いやー。


ところで滞在中の夜中3時に急に目覚めてビーチに出てみたら、降るような星空だった。モルディブの首都マーレからはボートで50分。街の光の届かない漆黒の空は、天体観測にも最適です。自分のヴィラの敷地内のビーチだったし、寝っ転がってしばらくぼーっと星を眺めていました。


ワン&オンリー・リーティラ」での滞在は、私の生活のなかで突出して贅沢な経験でした。


惜しみながらまたスピードボートに乗ってマーレの空港へ。この移動単体でも、バカンスのひととき。


モルディブへはスリランカ航空でコロンボ乗り換えで行ったんですが、こちらは機内安全VTRの「荷物は椅子の下にしまってくださいね」の絵。

手荷物が太鼓…。


寒い冬からの逃避行にはこのうえない地です。




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