前回に続いてのスリランカシリーズをお届け!
大阪スパイスカリー旋風が巻き起こって久しいけれど、大阪スパイスカリーはなんといってもそのバラエティの豊かさが魅力だと思う。インドもある、和風もある、ネパールもある、スリランカもある、いろいろある。東京にだってもちろんいろいろあるんだけど、大阪のはそれぞれがとにかくエッジィ!
で、大阪スリランカカリーの代表格がロッダグループ。
グループというとなんだか立派なカリー会社なのかしらと思いつつ、九条駅から歩くこと10分。ちっちゃな店舗がありました(笑)

伺った日は3時間前にカリーを2食完食していたので、食べるかどうか店の前で迷っていたのですが、店内のスリランカ人の笑顔に引き寄せられるがままに入ってしまいました。
そう、この笑顔を向けてくれたのがロッダさんでした。その奥でまかないカリーを食べるスリランカ人がもう一人。こちらもロッダさんです。お二人は兄弟で、2人でやってるからグループ、なんだそうです。まぁ、たしかに…

本町にも姉妹店の「ヌラカワデ」があるので、まぁグループといえばグループですかねぇ〜。
こちらのメニューはギャミラサと言われるスリランカの定食と、本日のカリー。「初めてならギャミラサがいいよ」ってことで、ギャミラサをお願いすることに。ネパールのダルバートやインドのミールスよろしく、メインのカリーとおかず数種です。ただ、こっちは汁系のものがないので、基本は全部ライスの上にのってます。
はい、コレ!

パパドゥが、シギリヤロックよろしく、志高いかんじに刺さってます。メインはマトンカリーにしました。その他に、チキン、ビーフ、フィッシュなども選べますがこの日たべてなかったのが唯一マトンだったので…
周りを固めるのは、インゲン、ジャックフルーツ、ビーツ、ひよこ豆、小豆みたいなマメ、アチャール(スパイシー漬物)など。
特にジャックフルーツ(写真右下、5時のあたりのやつ)がおいしかったなぁ。
まず一口ずついただいてたら、ロッダさんから「混ぜて食べるんだよ」との助言。
混ぜ混ぜするとこんんかんじに。

ビーツの色が南国感を出しててイイ。それぞれの野菜のスパイシーな味と、マトンカリーの辛さがミックスされて、すごく食欲をそそります。この前に既にカリーを2皿食べていたにもかかわらず完食してしまった…!
こちらのカリー、朝5時から毎日仕込んでいるそうで、ひとつひとつのおかずがとにかくレベルが高い。混ぜ合わせた時のバランスもかなり計算されている感じ。
東京にもスリランカカリーはあるけれど、ここまでローカル感ある味がいただけるお店に出会ったことないなぁ。ローカル感満載で、かつかなりのハイクオリティ。
時間が経って思い出してもおいしい。
そろそろまた食べに行きたいな。そして次回は空腹時に食べたい。
ロッダグループ

大阪府大阪市西区千代崎1-23-9 桜ビル2号 1F
06-6582-7556
11:00〜22:00(LO 21:00)
木曜定休、月曜は15時まで
