『VOGUE JAPAN』の表紙にYOSHIKI。何が驚いたかって、初期YOSHIKIへのリスペクトを感じるメイクでしょう。
せっかくならヘアスタイルも半ウニ頭だったらもっとよかった…と思う、中途半端に古いファンの僕がYOSHIKIについて知っていることを10個あげてみます。
1.YOSHIKIと『元気が出るテレビ!!』
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メジャーデビュー前のYOSHIKIが、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で面白おかしく取り上げられていたことはご存知でしょう。YOSHIKIが住む（という設定の）アパートに高田純次が突撃するこの回は特に人気です。
で、この中野のアパートはどうなったかというと、実は2017年現在もまだあるのです。
2.YOSHIKIとデヴィッド・リンチ
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1995年。デヴィッド・リンチによる、なぜか未発表のこのPVは、『ローラ・パーマー最期の7日間』（1992年）と『ロスト・ハイウェイ』（1997年）の間の時期に制作されたもので、その時代のリンチ節が濃厚な1本。TOSHIの歌唱ではなく、インストでもなく、YOSHIKIによる詩の朗読というのもいい感じです。
3.YOSHIKIと藤原ヒロシ（と紀里谷和明）
90年代に雑誌で藤原ヒロシが「X JAPAN楽曲のリミックス仕事をした」と書いていて楽しみにしていたのですが、結局リリースされず。その後、藤原ヒロシ名義で『DAHLIA』というダビーなピアノ曲がリリースされていますが、これがX JAPANの『DAHLIA』と関係があるのかは不明。
4.YOSHIKIと天皇
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1999年。「エクスタシー・サミット」「YOSHIKI親分」といったフレーズを知ってる世代からすると、やっぱりコレは事件だったと思います。「ヤンキー母校に帰る」どころか、「ヤンキー皇居で演奏」という……。この件についても『VOGUE JAPAN』2012年5月号でYOSHIKIは語ってますね。
4.YOSHIKIとセブン・イレブン
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2000年。ノストラダムスと2000年問題を乗り越え、明るい21世紀に向けて誰もが前向きだったごく短い時期。セブン・イレブンまでYOSHIKIを起用したこんな未来派のCMを放送していました。
6.YOSHIKIとglobe
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2002年。YOSHIKIがglobeのメンバーに加入したことを憶えてますかね。なぜか4人ともちょっとワルそうで、どこかの成人式のような雰囲気です。
この電撃発表は「小室流ジョーク」ともいわれていますが、1曲だけながら“YOSHIKIとglobe”としかいいようのないシングル（『seize the light』）をリリースしています。
7.YOSHIKIとGACKTとMIYAVIとSUGIZO
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誰とでもコラボするファンシーキャラクター界のビッチ、ハロー・キティ。しかしYOSHIKITTYがエラいと思うのは、現代YOSHIKIではなく80年代YOSHIKIモチーフというところです。
9.YOSHIKIとWIRED
YOSHIKIはマーチャンダイジングに熱心なことでも知られています。
史実をもとにした「X JAPAN YOSHIKI伝説 キレ辛カレー」……については特に言うことはないのでワインの話を。
「Y by Yoshiki」は、ワイン通のYOSHIKIがテイスティングから参加したという、ナパ・ヴァレー産のワイン。2011年、これの試飲会に参加したWIREDの編集者が「WIRED、読んでるよ」とYOSHIKIに言われたとか。YOSHIKIは人工知能にも関心があるらしいので、リップサーヴィスじゃなかったのかもですね。
※写真はドン・キホーテの「キレ辛カレー」陳列棚前にて（Instagram）
10.YOSHIKIとGQ JAPAN
2017年。再結成から早10年、いまだ出そうで出ないX JAPANのニューアルバム。我らが『GQ JAPAN』2017年4月のインタビューでYOSHIKIは、「（創造のためではなく）破壊だけでいい」と不穏なことを語ってましたが……『GQ JAPAN』はスクラップ・アンド・ビルド。リニューアルした新しい『GQ JAPAN』もどうぞよろしく。