いまこのクリームが手元になくて耐えられない
法事で実家に戻り、いつも使っているDr.Saitoのクリームを忘れてきてしまった。送ってもらうこともできるけれど、麻布十番のお店までこれから買いに行くことにした。もう4年近く、このクリームを顔に塗り続けている。これほど生活に欠かせないアイテムはそうそうない。例えば旅に出る時、パスポート、PC、iPhone、クレジットカード、このクリームが必要最低限のアイテムだ。ほかのものはどうにかなる。長く愛用して...
View ArticleEchigo-Tsumari Art Triennale 2018
三年に一度、越後妻有(新潟県十日町市、津南町)で開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に行ってきました。2000年に始まり早くも7回目の今回は、以前にも増して地域との一体感が醸されていて、楽しい旅行となりました。いくつか印象に残った作品を紹介します。 今回の目玉的作品、清津峡トンネル内に作られたMAD...
View ArticleNomco Curry Map #41 虎ノ門 ジーエス| カツとカリーを食べに行く
ノムコはカリー全般が好きなので、これじゃなきゃダメみたいな拘りはなく、おいしいカリーなら何でも好きです。敢えていうなら、揚げ物+カリーもコンビが大好物といったところでしょうか。そんなわけで今年6月に虎ノ門に「カツとカレーの店...
View Article今年は24日まで
東京・日比谷「ザ・ペニンシュラホテル東京」の名物(名物多いが)である月餅(げっぺい)。中秋節に食べるのが中国文化で、作りはいろいろ。夜空に見立てたあんの中に”月”であるアヒルのタマゴを配したりする。ザ・ペン(と呼んだりする)のものは、アヒルの塩漬け卵黄やカスタードパウダーなどを混ぜた餡を使う。しっとりしていて、淡い甘さで上品で、お茶だろうと紅茶だろうとコーヒーだろうと牛乳だろうと、なんにでも合う。2...
View ArticleNomco Curry Map #42 パリ2区 Spoon 2|デュカスがカリーを作ったら
今回のノムコカリーマップはパリからお届け!昨年末にパリ2区のブルス(旧証券取引所)にオープンしたアラン・デュカスさんの新生スプーンへ!パリ通な人には、ヤニック・アルノのテロワール・パリジャンがあったところというとわかるかもしれない。(現地食通にそう説明されました)スプーンは世界各国の食をテーマとしたアランデュカスさんのレストラン。シャンゼリゼからこちらに移ってきました。インテリアもそうですが、お料理...
View ArticleNomco Curry Map #43 パリ1区 えびす|ヨーロッパでカツカリーは流行になれるか!?
海外で日本食が恋しくなるタイプではないので滅多に行くことがないのだけれど、一緒に行っていた某ファッションディレクターに誘われて、ルーヴルとヴァンドームの間あたりにある和食えびすへ。空前の日本食ブーム(らしい)に沸くパリにはたくさんの日本食屋があるけれど、その多くは中国人とか韓国人の経営で「これ日本食?」みたいのが結構あったりする。けれど、ここ「えびす」はれっきとした日本人オーナーの定食屋さんです。オ...
View Article新生ファロ
これは「じゃがいものスパゲティ」です。東京銀座資生堂ビル内「ファロ」が能田耕太郎エグゼクティブシェフを迎え、2018年10月1日よりリニューアルオープンするにあたり、このあいだ少し食べさせてもらいました。じゃがいものパスタはイタリアの地方料理ですが、これをベースに現代的に仕立てた一品です。能田氏は2017年の「テイスト・オブ・ザ・ワールド」というコンペティションにこれを出品し、みごと優勝したことが当...
View Article11月が待ち遠しい
このあいだ個人旅行でタイのプーケット島に行ってきました。東京はまだ暑い季節でしたが、プーケットは雨季であるにもかかわらず幸い雨も降らず、しかも気温は涼しく、幸運に恵まれました。宿泊先のひとつは、プーケット島では空港から比較的近い「JWマリオット・プーケット・リゾート&スパ」です。11ヘクタール(27エーカー)にも及ぶ美しいトロピカルガーデンに位置するという、大規模なホテルですが、建物は低層に抑えられ...
View Article「神の手」を持つ時計師とは?
まだ夏も盛りの時に、スイスから一通の手紙が届きました。中身は私の友人夫婦の時計師とその奥さんからの結婚一周年のお知らせ。彼らは結婚式の一年以上前に「式に来てねっ!」と告げて、私はSave the...
View ArticleNomco Curry Map #44 アークヒルズ ポンガラカレー|大阪の名店がやってきた
9月の大ニュースといえば(もう10月だけど)、大阪梅田地下に1店舗を構えるだけだったポンガラカリーが、東京進出!しかも2店舗も!9月12日にアークヒルズに、25日には大手町プレイスに。アークヒルズのカリーの名店「フィッシュ」が昨年閉店して涙をのんだファンが数多くいましたが、そのフィッシュの跡地にポンガラがやってきたんだから驚き!アークヒルズはノムコの勤務地でもありまして、11時から22時までいつでも...
View Articleコロンボからカニきたる
スリランカ・コロンボの蟹料理の名店「ミストリーオブクラブ Ministry of Crab」が日本にやって来ました。「現地で獲れた蟹を楽しんでもらえる場所をつくりたいと開業。注文の際、500グラムから2キログラムまである蟹のサイズから、ブラックペッパーソースやチリソース...
View Article今、男性ボーカルが面白い
この所、ファンキーでジャジーなJ-Popが活況を呈している。 TVCMでブレイクし(個人的にはその前から注目していたけれど)、今や大型フェスには欠かせない日本人アクトとなったSuchmos。Acid...
View Articleこのテキーラは凄まじく美味しい
家でメヌードロホというメキシコのスープを飲んでいた。牛すじやホルモン、ハチノス、豚足が入った、冷えると固まるほどゼラチン質の多いスープである。メキシコ版もつ煮込みとも言える。燻製チリのチポトレなど、3種類の唐辛子入りで、ちょっとスパイシーなのがいい。ライムをぎゅっと絞り、玉ねぎのみじん切りやパクチーをちらし、ラディッシュなんかを飾るときれい。きちんとしている時はこんな風に盛りつける。疲れ切って、「も...
View ArticleNomco Curry Map #45 四谷 かつれつ四谷たけだ|揚げ物しかないという天国
四谷といえば、しんみち通り。言わずと知れた四谷の胃袋ストリート。その入り口すぐに、「かつれつ四谷たけだ」はあります。2010年くらいまでの間に四谷になじみのあった人には「洋食エリーゼ」と言った方が懐かしいかもしれない。元は築地の洋食たけだの2号店としてエリーゼができて、今のご主人(築地たけだのご主人の孫にあたります)の代にになって揚げ物に特化した今のお店になりました。場所柄、上智の学生と思しきお客さ...
View ArticleNomco Curry Map #46 恵比寿 東京ボンベイ|東京西側でやっとデリー系!
湯島をはじめとするデリー系のカリーが好きだという人は少なくないだろう。デリーなら湯島、銀座、新川。デリーの流れをくむ柏のボンベイ。さらにそこから派生の横浜ボンベイ。でも東京の西側にはなかったのですよ、デリー系。そんなところに、今年の5月に恵比寿に東京ボンベイが開店!ノムコは恵比寿住まいなのですが、アメリカ橋あたりを散歩してたらカリーのいい香り。アメリカ橋にはもともと「ローカルインディア」という中庸な...
View Article屋敷豪太的"全業"のカタチ
あの世界的に知られる屋敷豪太さん(以下、親しみを込めて豪太さん)が最新ソロ・アルバム『THE FAR EASTERN CIRCUS』をリリースするというニュースが飛び込んで来ました。 日本では堂本兄弟のドラマーとしてお茶の間でも知られる豪太さんですが、それは世を忍ぶ仮の姿(笑)。 実は、伝説的レゲエ・バンド、MUTE BEATのドラマーで、日本のオリジナルHIP...
View Article四半世紀のパラダイス
世界のクラブ&DJカルチャーに"日本"が与えた影響を考えた時、テクニクスのターンテーブルとAKAIのサンプラー、パイオニアのCDJを挙げない訳にはいかない。...
View ArticleピレリはDREAMING
ピレリ・カレンダーといえば、自動車ジャーナリズムというよりファッションジャーナリズムで注目を集める。1964年にスタートし、一流の写真家による作品を高品質の紙に刷っていることもあり、美術書の(私家版の)ような扱いを受ける。2019年版に起用されたのは英国エディンバラ出身のアルバート・ワトソンだ。日本だと2006年に発表されたアップルのスティーブ・ジョブスのポートレートでも知られるように、緻密な光と影...
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