
グビの「セミペンダント47」。GQ 9月号のインテリア特集で、インテリアスタイリストなどを務めて人気の窪川勝哉さんと回った一軒「CIBONE」で見つけたもの。
デンマークの名デザインです。
これ、このあいだ観たリドリー・スコット監督の「ゲティ家の身代金」All The Money In The Worldにも登場します。
映画は1973年に起きたジョン・ポール・ゲティ三世の誘拐事件を扱ったもの。僕もこの事件のことおぼえています。
そのとき母親役のミシェル・ウィリアムズ(好演)がローマの自邸のキッチンで犯人と電話で話す場面でこのランプが映ります。
僕は映画に出てくるクルマで制作者のセンスを測っていますが(最近は「ゴーストスレッド」の超マニアックなブリストル405が秀逸)インテリアにまつわるもろもろも、スタイリストの気合いが入っています。
モノはひとを語る。日本だと意外に軽視されている感がありますが、欧米ではそこをきちんと押さえています。映画だと最近の台湾や韓国の映画も頑張ろうとしているようです。