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チャイみたいな色のチャオプラヤ川を渡る

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前編:抜け感を求めて「AVANI Riverside Bangkok Hotel」へ


何が溶けたらこの色になるのか、チャオプラヤ川は淀んでいる。

それでも、この川がわりと好きです。なのでバンコクでは川沿いのホテルにもよく泊まります。「The Siam」「Mandarin Oriental Bangkok」「Riva Surya Bangkok」「Chatrium Riverside Bangkok」に続き今回の「AVANI Riverside Bangkok Hotel」ですが、ここが一番市街地から離れていました。


移動は基本、船→スカイトレインのBTS。離れている分、のんびり船に揺られます。


船を走らせて5分ほど。途中、建設中のビルを見かけたと思ったら、こちら「FOUR SEASONS HOTEL」と「CAPELLA」でした。

ジャルンクルン通りにドドンと建つらしいです。そういう発見があるのも船移動ならでは。ちなみにホテルからここまではクルマだと5〜10分。そうするとタイらしい朝ごはんを食べる場所はいっぱいあるし、飲んだ帰りに食べたくなる「Khao Tom Pra Ginpo」へも近い。もともと、このあたりの下街っぽい雰囲気は個人的に居心地がいいです。


初日の朝食はその近辺にあった豚の臓物スープ。

朝着のフライトで着いて、飛行機で渇いた喉に臓物スープが染みわたる。お客の絶えないいいお店でした。


時間を飛ばして、これは夜のホテルのプール。光る観覧車があるのは「ASIATIQUE」という場所。

「ASIATIQUE」はお台場みたいな所です。タイの若者がデートで行く場所というイメージ。


私は観覧車に乗っている余裕はなく、部屋でウイスキーの原稿を書いていました。


翌朝は朝食ビュッフェを少々。

はじめ、窓際は満席。でも前のお客さんが席をたってすぐにスタッフの方が窓際に行きたがっていた私を案内してくれました。


ロビー、朝食をとるインターナショナル料理のレストラン、24時間営業のパントリーは11F。ここがひたすらに長い。


レストランのテーブルもワークプレイスも全面裁ち落としの窓の隣。



そこからは、伝わりにくい私の好きなものが見えます。

砂利運搬船!!!

チャオプラヤ川を行き来するこの船を見ると、バンコクに来たなという気持ちで満たされます。手前にあるボートがこの巨大な船を引っ張っているのも味があって、たまに洗濯物が干されていたり犬まで乗っている。地元の人の行き来を見られる水辺はたまりません。砂利運搬船、癒される。やっぱり川沿いはいいなあ。


チェックインカウンターはこの通りささやかな感じですが、誰もが寄りかかりやすい傾斜に仕立てられています。


どこに行っても日の出と夕陽は見たい。「AVANI Riverside Bangkok Hotel」はきっと日の出がきれいに見えるロケーション。しかし一日めは寝坊して、二日目は日の出よりも早くチェックアウトしたのでした。


部屋の窓から見たバンコク、朝の5時。

砂利運搬船はすでに活動していました。











 


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