今年7月末に恵比寿ガーデンタワー最上階にオープンした、ロングレイン。オーストラリアからやってきたタイ料理レストランです。
東京夜景を一望なこのロケーション。すっかりさびれてたガーデンプレイスタワーがすっかり別の印象に!

銀座のギリシャ料理アポロと同じ、オーストラリア人オーナーのシドニーの人気店をトランジットがもってきてくれました。
アポロが伝統的なギリシャ料理ではないのと同じように、ロングレインもまた伝統的なタイ料理ではなくて、オーストラリアのゆたかな食材でオシャレに再解釈されたタイニーズ。
だから、ザ・タイカリーみたいなのが好きな人には合わないかもしれませんが、日本的カレーライスがそうであるように、オリジナルにこだわらなくったっておいしい。
カリーへ行く前にいくつか前菜を。

左上のドーム的なものは、サラダ!ドームは固いのかと思いきや卵焼き。
春巻きはグリーンソースがとておスパイシー。ノムコはかなりの春巻好きなのですが、こういう爽やかな辛みのソースと合わせるのが特に好き。中華ならば山椒塩なんかよいですねー。
右下の葉っぱに乗っかったエビは葉っぱごと食べるのですが、この葉っぱがかみしめた時に訪れる爽快感なんかもたまんないです。
左下のポークリブはスターアニスの香りが強すぎなくて、爽やか続きの味とのコントラストになる甘みもよい。
こんな流れでくると、カリーはいったいどんなだろうとドキドキわくわく。
ひとつめはビーフと豆のレッドカリー

やわらかく煮込まれたスネ肉とふっくらした豆と。あまり辛さは強くなくて、スパイスがたっているという感じではなく、見た目に反してふんわりしたレッドカリー。
それからグリーンカリー

こちらもココナツミルクがまろやかでそんなに辛くないかな、と思ったけれど、後からやってくるスパイシーさといったら!フレッシュなグリいーンペッパーが後から後からやってきます。ザ・グリーンカリー的な辛さともまた違って、これはなんというのが正しいだろうなぁ。
タイ料理ってこんなにオシャレになれるのね、という驚きと、タイカリーってこんな解釈もありなのねと、あらたな爽快感に包まれるタイカリーを東京で!
Longrain ロングレイン

渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 39F
050-5594-2228
[月~金]
11:30~16:00、17:30~23:00
[土日・祝]
11:30~23:00